水の使用量の改善

エコアクション21では、水の消費改善が3つ必須テーマの中の一つになっています。

水を大量に使用している製造事業所では、粉体塗装施設や洗浄施設、表面処理施設などで水のリサイクルをして、使用量を改善した例をみせてもらうことがあります。

しかし、一般事業所では、改善案に苦労している場面に出会うことが多い。

一般事業所での水使用量の改善のポイントを紹介します。

■ 水道管からの漏洩防止
 毎月、使用量を記録していると洩れがわかります。
私自身、前にいた会社で水の使用量が増えたので、調べたところ水洗便所の栓が故障して水が垂れ流しになっていたことを発見しました。同様のことをエコアクション21にお伺いした事業所様でもお聞きしたことがあります。

■ 垂れ流し防止
 蛇口に定量止水栓をつけたり、シャワーの先端に開閉ボタンをつけた節水型ヘッドを活用して垂れ流しを防止する方法があります。
先日、湯快リゾートに行って温泉に入ったとき、シャワーのスイッチを押してもお湯が出ない。よく見ると、シャワーヘッドのボタンがついていた。
最近は、洗車のホースでもシャワーヘッドに止水ボタンがついているものが増えていますね。

■ 適正流量
  節水コマを取り付けて、水の流量を調節して無駄な水流さないようにするする。
これは、お近くの水道局に問い合わせると、無料で配付してくれると思います。

 ⇒ 東京都水道局 節水コマの紹介ページ

■ 雨水の利用
 雨水をタンクに溜めて、植木の水やりや洗車に利用する。
雨水タンクは市販されています。
Amamizu

昨日、お伺いした事業所様では自分でポリタンクを買ってきて、雨どいから出た水を、そのポリタンクに溜める。
その上にじょうろが置いてあり、溜まった水を植木の水やりに利用されていました。

これなど、お金をかけずに行なう うまいやり方だと感心しました。
 
 
 
 
 
 

2006.12.14.17:10 | Permalink | Comments (0) | Track Backs (0) | c 省エネルギーあれこれ

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